女は怖い

妻子ある身でありながら他の女性に性的魅力を感じ「あわよくば」と思ってしまうのは男のサガとでも言うのでしょうか。ほとんどの男性が、そういうことは感じたことがあると思います。
それを行動に移すかどうかは、度胸と、実際にそういうチャンスが周ってくるかどうかということになるのでしょうけれども、据え膳食わぬは・・・という言葉もあるように、相手の方から気のあるリアクションがあれば、それに乗ってしまうのも男としては当然のことかと思います。
私の場合も、そんな状況でした。

自営業ということもあり、妻も私の仕事を手伝っており、浮気相手は取引先の女性担当者だったのですが、妻のこともよく知っている彼女が、まさか私を誘ってくるとは思いもしませんでした。
しかし、もの凄く積極的に私にアプローチをかけてくる人で、その女性も既婚でお子さんもいた方なので、ここは大人の秘密の関係。お互い、他言さえしなければ誰も傷つくことも、誰に迷惑かけることもなく、甘い蜜だけ吸えると思った私が、今思えば甘かったのかと反省しています。
妻に内緒で何度か肉体関係をその女性と持った、その年の忘年会。

他の取引先の方も含め20名程度での忘年会だったのですが、私は経営者という立場もあり、全てのテーブルを周って取引先の方々、お得様方にご挨拶をしなければならないので、ゆっくり飲んでるわけにも行きません。
そんな状況の中、ふと見ると、その浮気相手の女性が妻の席の隣に座って、何やら話し込んでいる様子。
嫌な予感もしたのですが、その時は「まさかな」と思い、そんなに深くは考えずにいました。

ところが、その翌日から妻の様子がおかしいんです。妙に冷たくなっていたり、私と浮気相手の女性しか知らないことをズバリ言って来るわけではないんですが、遠まわしに回りくどい言い方で話してきたり。
忘年会から三日後、妻から「何か隠していることはないの」と問いただされ、正直に白状したところ、なんと忘年会の時に、その浮気相手の方から妻に「私はご主人のこんなことを知ってるの」というような話をされて浮気に気づいたと妻が言っていました。

妻にはこっぴどく怒られましたが、なんで浮気したのかと聞かれた時に、私は正直に「相手も既婚者だから、お互い黙っていればばれることもないと思って」と話したところ、女は相手の男の本命や本妻にたいして「自分の方が優位に立ってる、自分の方が相手のことを知っている」という威嚇をしてくるのだと教わりました。
こんな思いをするくらいなら、もう二度と浮気はしないと心に近いました。
あれから8年、本当に浮気はしてません。